| Rainy - Hunter . |
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| ブレーンが追跡系の戦略を、ささやきやがるんだ。
ターゲットは大通りの向こう側の歩道を歩いてきていた。そして彼女が私と並列に、ならんだ瞬間に、わたしは、くるりと身を反転させて、対岸であるこちらの歩道をターゲットと並走して、あるきだしたのだった。
「わたしは、いったい、なにをやっているのだろう?」
ふと、そんなことを、追跡しながら考えていたんだ・・・・
それに・・・いったいこれまでに・・・・何千人の・・・・女性を撮影してきたのだろう・・・・・。いや・・・・それ以上の人数かも・・・・
そして、また・・・・頭の中に・・・・疑問が、うかんできやがる。
「なぜ、わたしは、女性を撮影しているのか?」 と・・・
これまでに私は、イベントやスタジオで、さんざん撮ってきたんだよ・・・・・
今では魅力的なモデルが手軽に探せる時代だ。 普通なら、そこで誰でも、じゅうぶん満足する撮影ができるはずなのだが・・・
しかし私の思想回路は・・・・生まれつきに、たちが悪い品物を、あたまの中に積みこまれていやがるんだ。 私は、たのしい撮影ライフを送っていたのだが、突然に、あいつらがっ! 『違和感』 だのっ、『不自然』 だのっ、もんくばかりつけてきやがったんだっ!
ってゆうかっ!『街で撮ることの方がっ、不自然な世界だろっ!!』 そう、当初は考えていたのだが・・・・
んっ!? まてよっ!? もしかしたら、『街』 ならっ! 『女性を撮影する本当の理由』 ってものをっ、見つけられるかもしれないっっ!! ストリートならっ、なにか発見がっ、できるのかもっしれないっ!! って。
そして、わたしは・・・『ストリート(街)』 へ、やってきたんだ。
そんなことを考えていたら・・・・もう、20分は時が過ぎていたんだよ・・・・雨の中を・・・
いつのまにか、わたしは・・・・
ひとりの女性のまえに・・・・
立ちふさいで・・・・
立っていたんだ・・・・
彼女は傘の隙間から・・・・
不安げな表情を、うかべていた・・・・
わたしは、その瞳を・・・・
みつめていたんだ・・・・
by sakanam’ | |
5月21日(水)19:52 | トラックバック(0) | 画像掲示板 | 管理
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