| 』空間グラスプ『 |
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| 彼女たちといっしょにいた40代のサラリーマンが列車に乗りこんでこちらをあんぐりと見ていたんだよ。わたしは、それを敏感な感覚で「瞳孔スキャニング」してしまうのであった。
「な・・・なんだっ!? この男はっっ!?突然に女を撮りやがったぞっっ!?何がどうなっているんだっっ!?!?」 ってな、ハトが豆鉄砲をくらったような、ポカン顔をして、わたしを、まじまじと、見ていやがったのだった。(笑)
まあ・・・そりゃ、理解は・・・できまいて。 (笑)
カメラとは縁がない人にとっては・・・なんにも理解はできないことなのだからぁ。
わたしとおなじタイプの街撮家であったら理解できているんだがねっ・・・・こいつっ、なかなか、やるじゃんっっ!! なんてな、つらがまえして、鼻でフフンと微笑でも、うかべていたはずだよ。
そんな、つまらぬ気配をまとったサラリーマンを乗せて、列車は、走りさっていったのだった。
その瞬間っ!
わたしは、すべての、拘束からっ、解放されるのであった。
「ぐはぁぁぁ~~っっ!」 (ブレス)
おもわずわたしは、緊張していた全身から、蒸気でも排出するかのように、息をはいたのだった。
いっきに、「空間グラスプ」・「瞳孔スキャニング」・「ガン・ファインダー」から、かいほうされて、全身が脱力感におそわれるんだ。
ずっと、無酸素状態だったため、空気が・・・うまい。(笑)
血液中が尿酸でも溜まったような疲労感だった。 まるで、激しいスポーツの後のような全身の感覚。
疲れたが・・・・
苦痛には・・・・
感じない・・・・・・
体が・・・覚えているんだよ・・・・
まるで、テニスの試合で体力の限界までフルセットを戦いぬいた後の・・・・勝利みたいな感覚っ!そうっ!
「勝利の美酒!」 ってなっっ、超高級ブランデーに、体内の血液が熟成されていく瞬間なんだよっっ!!
きもちがいいんだっっ!!
じつにっ、きもちがいいっっ!!!
わたしは、酔い心地にひたりながら、ホームの先端まで、歩いていったのだった。
しかし・・・わたしは、勝利の美酒には酔っては・・いたのが・・・ただそれだけではなく・・・
あの男が・・・みつめた・・・その場所にいるのが・・・
いたたまれず・・・ホームの先端へむかったのであったのだよ・・・
わたしは一人、ホームの先端に、たたずみ・・・
雨にしたたる、駅全体を・・・・
しばらく・・・
みつめていたんだよ・・・・
・・・・静かだ・・・・・
しずかに・・・ときが・・・きざみはじめた・・・・・
やっと・・・・ぼくの瞳が・・・・
帰ってきたんだよ・・・・
by もうじき旅に行くよ~ | |
3月6日(木)22:57 | トラックバック(0) | 画像掲示板 | 管理
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